宮城教育大学教員免許更新講座に参加しました

　7月23日、気仙沼市で行われた宮城教育大学教員免許更新講座にゲストスピーカーとして参加しました。今年で3年目の参加です。(昨年まで河北新報社の教育プロジェクト事務局にいました)
　ESD(持続発展教育)入門という講座です。ESDでは、研究の成果や学習のまとめとして新聞を使うことも多く、また、課題発見の入り口としても新聞を活用できます。どのように新聞を使うかをお話したのち、ESD以外の授業でも新聞の活用していただけるよう新聞の特性、記事の書き方、紙面レイアウトの特徴などを説明しました。記事を選んで要約して・相手に伝えるワークも行いました。

　ネットで調べるだけではできない気付きが新聞の中にあります。ぜひ授業で活用してください。

先生には当日の新聞を開いて3分で見出しを見るワークから始めてもらいました。

興味がわいた記事を要約して相手に伝えるコミュニケーションのワークも行いました。

90分のお話を終えるとお昼過ぎでした。気仙沼に復活した「かもめ食堂」ラーメンを食べて帰りました。

　かもめ食堂の対岸には、震災前に気仙沼の繁栄の印だった男山本店などの建物がありました。木造モルタル3階建ての歴史的建造物で風待ちの船で繁栄した時代のものとも言われています。現在は、改修途中で、テントで囲われていました。5年が経ち、少しずつ復興に向かっていましたが、5年も経って、まだこんな程度かとも思いました。

　子供会やPTAなどの研修会、イベントで新聞を使った出前授業を行います。講師料は無料です。ご連絡をお待ちしています。(砂金)